内田 英昭

吉澤石灰工業 株式会社
ケミカル営業グループ・マネージャー 内田 英昭 様

信頼関係をさらに重ね、
次代のビジネスに対応していきたい。

大窪炉材との取引の歴史から教えてください。

お付き合いの歴史は50年にもおよぶと聞いています。当社が持っている石灰系の製品を、大窪炉材さんに販売してもらっている関係性です。大きな企業さんへの販売の窓口もしてもらっていますね。当社にとって、大窪炉材さんは石灰製品全般を扱う商社さんという感覚。約半世紀前に取引が始まった経緯に関して、私自体は詳しく存じ上げませんが、大窪炉材さんの創業者が、石灰という素材の価値を見込んで、この分野への参入を考えたそうです。そこで栃木県にある石灰協同組合さんを訪ねたとのこと。「これから石灰を扱っていきたいのですが、付き合ってくれるメーカーさんはいないでしょうか?」との相談を受けた石灰協同組合さんが「であれば、大量に供給できるメーカーがいいだろう」ということで当社を紹介してくださったと聞いています。

大窪炉材の良さとして実感している点は?

様々あるとは思いますが、やはり足回りの良さではないでしょうか。フットワークの軽さは、私が取引してきた商社さんやディーラーさんの中でも、おそらく一番。何かあった時でも、絶対に後まわしにしませんから。また、スタッフさんの情報に対する目の付け所がいいというのも特長です。とにかく仕事に無駄がない。すぐ必要な情報を入手し、最適な動きをしてくれます。大窪炉材さんは少数精鋭の組織ですからアンテナの張り方が非常に秀でている。そんな風に感じています。どのスタッフさんに同じ質問を投げかけても、きちんと同じ情報を社内で共有しているため話がスムーズ。「それは上司に聞いてみないと……」というようなタイムロスに繋がることのないのが、取引先としては本当にありがたいんです。

内田さんが大窪炉材を担当していた時の話をお願いします。

私が在籍しているケミカル営業グループは、化学製品などを中心に扱っている部署。その取引先様の中で、大窪炉材さんは最も売上高があります。そのため、しっかり営業経験を積んだ人間でないと、大窪炉材さんを担当することはできません。私も10年の営業経験を社内で積み、やっと担当させていただけるようになりました。期間は3年程。2年前まで大窪炉材さんとスクラムを組んで仕事をさせていただいたんです。担当になりたての時、大窪炉材さんは先代の社長がご存命で活躍されていました。まだ、現社長と現会長のご兄弟は入社していない時期です。その後、社員として入社されました。当時の社長からは「息子二人が入りましたので、これからよろしくお願いします」と丁寧な言葉を頂戴しましたね。

入社当時の現大窪社長と会長の印象は?

いずれ大窪炉材さんを背負って立つ方々とは思いましたが、当時はもちろん入社したてで経験値のない状態。しかもこれからじっくり育成されるという大切な時期に、先代が亡くなられましたから、ご苦労は大変なものがあったと思います。後で伺ったところ、当時は眠る時間も削って、この業界のことを勉強したり、実務をこなしたりと、やはりとんでもなく努力されていたことを話していただきました。先代が亡くなって、急遽、会社を継ぐとなった際も、離れていく取引先は一社もなく、社長と会長が急成長を果たし、うまく会社を舵取りしたことは本当に凄いと思います。逆に若い発想と行動力を活かし、本業とは異なるタリーズコーヒーのフランチャイズ店を展開し始め、それが順調に利益を生んでいる。素晴らしいと率直に感じますね。当社としては、信頼に基づいた関係性をさらに深め、互いのネットワークを駆使して、これからの時代に対応していきたいと考えています。

取引先が見る、大窪炉材の頼れる理由

  1. 圧倒的にフットワークが軽く、実行力がある点。
  2. 精度の高い情報をキャッチし、常にスタッフ全員が共有している点。
  3. 取引先の中で最も売上高がある点。
  4. 無駄のない動きで、最適な仕事を実践し続けている点。
  5. 若い発想力を活かし、斬新なアイデアを出している点。
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